今週の1冊

指定暴力少女しおみちゃん①

井上 和郎 (小学館) 480円 

指定暴力少女

福知山市で一番多い名字は
「塩見」だそうです。

たしかに
福知山市や舞鶴市などでよく見かけます。

しかし
他府県の方にはなじみがないようです。

そんな
地域色豊かな名字の
主人公のマンガが出ました。

ヤクザの組長こと塩見巌。
命を狙われた果て、
整形手術で難を逃れようとします。

しかし、
手術が終わると、
あらびっくり。
女子中学生になっていたのです!

姿は女子中学生
中身は親分
そんなしおみちゃんが巻き起こす
暴力と愛のコメディーです。

今週の1冊

大江山異聞 鬼童子

菊池 秀行 (光文社) 756円

鬼童子


大江山の鬼退治。

大江山の地元としては
ごく親しんだ昔話です。

これが
伝奇小説などでは
よく取り上げられる題材となるようです。

貴族の娘たちがさらわれ、
紫式部が狙われます。
解決の命令を受けたのは坂田金時。

つまり
金太郎VS酒吞童子!

平安時代の有名人オンパレード。

それぞれの逸話が交じり合って
対決に胸が躍ります。

昔話とはかなり違いますが、
こんなのもアリではないでしょうか?

今週の1冊

となりのイスラム


内藤 正典 (ミシマ社) 1,728円

となりのイスラム

トランプ大統領の難民政策などで
再び注目されるイスラム教。

過激派テロの報道などで
怖いイメージがありませんか?

欧米やアジアの国に比べて、
日本人はイスラムのことを知らないのでは?

小説や映画でも
あまり見ませんしね。

そこで
中学生でも理解できる
専門書じゃないイスラムの本をご紹介。

どんな宗教で
どんな国で
どんな人たちなのか。

わかりやすく説明されてます。

読んでみて、
事件の報道や見た目のイメージだけで
何も知らなかったと痛感しました。


相互理解。
きっと、これが一番大切なこと。

今週の1冊

この世界の片隅に(上)(中)(下)

こうの文代 (双葉社) 各700円

この世界の片隅に

福知山でも映画公開ということで。

戦時中の広島、呉市を舞台にした家族ドラマです。

主人公、すずの目を通して、
戦時中から終戦へいたる
激動の日々が描かれます。

普通の人の普通の生活に
侵食していく戦争というもの。

やがてそれは
多くの悲しみとともに
人々を翻弄します。

ただ、
その中にあっても。
人々は生きて、笑って、誰かを想っていました。

悲しみ、怒り、苦しみ
それらを生み出す戦争は
決して許されるものではありません。

それでも
そんな中でさえ、
たくましく生きていた人々の姿こそが
もっとも輝く希望なのではないでしょうか?



今週の1冊

山怪(弐)


田中 康弘 (山と渓谷社) 1,296円

さんかい

現代の山で起こる
不思議な話を集めた本です。

しかも第2弾。

怪談とは違い、
幽霊や恨みなど、
背筋の凍るような話ではありません。


山では昔から
不思議なことが起こると
いわれてきましたが、
現代でもこんなに多いのかとびっくりです。


そして
なにより不思議なのは
その出来事にあった人たちが

まあ
山ではそんなこともあるさ。と

納得しているのはなぜなのでしょうか。

山では
そんなにあたりまえのことなのですか?



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