今週の1冊

本を守ろうとする猫の話

夏川 草介 (小学館) 1,512円

本を守ろうとする


高校生の夏木林太郎は
祖父を突然亡くした。

祖父が営む古書店、「夏木書店」をたたみ、
叔母に引き取られることになった彼の前に、
人間の言葉を話すトラネコが現れる。

ネコは本を守るために
林太郎の力を借りたいと言って・・・

本の扱いをめぐるファンタジーですが、
書籍が現実に抱えている問題が
ありありと書かれています。

本屋にとっては
耳が痛いところもあり。

ただ
本好きといっても
その愛し方は人それぞれ。

また
愛される本も
人の数だけ違うわけで。

その
懐の広さこそ
本にしかない美点ではないでしょうか。

そんなことに
気づかせてくれる一冊です。




最新記事